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ギタリスト

豊 田 渉 平

とよだ             しょうへい

 

《プロフィール》

1985年6月15日静岡県湖西市生まれ。4歳の時に父の仕事で家族で渡米。オハイオ州の州都コロンバス市の北西にあるダブリンという町で高校卒業まで過ごす。14歳頃に弾き語りをしたいという思いからギターを弾き始める。2004年ボストンのバークリー音楽大学へ入学、2008年にギター科をパフォーマンス専攻で卒業。教授のGuy Van Duser氏にChet Atkinsのギター奏法を学ぶ。日本ではギャロッピングとも呼ばれ、軽快なリズムを親指で保ちながらその他の指でハーモニーやメロディを一人で奏でることができる奏法に魅了される。2011年に自主制作ソロアルバム【The Hills Have Ears】をリリースしソロ活動をスタート。2012年から活動拠点を日本へ移し全国的にライブ活動を行う。2016年には京都のアコースティック音楽レーベル、Slice of Life Records よりセカンドアルバム【slowly but surely】をリリース。2024年に3rdソロアルバム【”Better Than I Thought”】をリリース予定。毎週土曜日の19時から放送されるα-Stationの『NEW J&M THEATER』という番組にてオリジナル曲の『Dog Run』が挿入歌となっています。(https://fm-kyoto.jp/blog/jandm_theater-post86209/)

【2011年9月】ケンタッキー州で毎年行われるコンテスト、International Home of the Legends Thumbpicking Championshipにて日本人として初の3部門総合優勝者「グランド・チャンピオン」に選ばれる。

【2012年4月】全国フィンガーピッキングデイコンテストにて最優秀賞とアレンジ賞の2冠を獲得。

【2013年9月】Walnut Valley Festival のフィンガースタイルギターコンテスト、INTERNATIONAL FINGER-STYLE GUITAR CONTESTにて3位を受賞。

♪ ギタリスト編

Chet Atkins, Merle Travis, Jerry Reed,
Tommy Emmanuel, Jim Nichols, Richard Smith, Guy Van Duser, Martin Taylor, Django Reinhardt, Bireli Lagrene, Sylvain Luc, Julian Lage, John McGann,

♪ ソングライター・バンド編

サムシングエルス、Beatles, Stevie Wonder, Billy Joel, James Taylor, Sam Cooke, 桑田佳祐, 山下達郎, Lettuce, Soulive, Maceo Parker, Louis
Armstrong, Carpenters, Acoustic Alchemy, Raul Midon

1)Martin D15

ギターを始めたばかりの頃は父がもっていたクラシックギターを弾いていたが、14歳の誕生日に父からこのマーティンD15をもらって以来、大学の2年目までずっと愛用していた思い出のギターだ。当時はとりあえずスティール弦の音が鳴ればなんでも良い!という思いだった。長い間、自分の歌を支えてくれたり、押尾コータローさんのコピーをしたり、大学の一年目ではへたくそなジャズ練習に付き合ってくれた一本だ。

2)Larivee LV08

大学の3年目に購入したもの。大学卒業後のストリートライブやオープンマイク、カフェやレストランでのライブなど初期の演奏活動を支えてくれた一本。初のソロアルバムThe Hills Have Earsもこれで収録。マーティンに比べて指板が広い分、フィンガーピッキングに向いていて、音もマーティンよりは単音のフレーズが前に出る楽器だ。ピックアップはいろいろ試したが最終的にLR BaggsのAnthemに落ち着いた。

3)Lichty Custom Model

ノースキャロライナ州の個人製作家さんが作ってくださった逸品。ルッツスプルースがトップ、キューバンマホガニーがサイドとバックで使用されている。Lichty氏の作品はひとつひとつのデザインが特徴的で、このギターは特に小振りで「かわいい」家具のよう。ピックアップはLR BaggsのAnthemだ。

4)Cole Clark Angel 2 SR Model

2018年頃から愛用しているコールクラーク、Angel 2 SR モデル。SRはトップ材のスプルースとサイド、バック材のインディアンローズウッドの略です。コールクラークでは珍しいピックアップが搭載されていないモデルだったので、お気に入りのAnthem(LR Baggs) を搭載しました。オーストラリア産ギター独特のカラッとしたトーンと切れ味はギャロッピングやジプシージャズなどのルーツジャンルのリズム感を出すのに最適です。ステージではacoflavorというエフェクターとudoのda capoモデルのアンプというとてもシンプルなセッティングです。